ここ飛田給駅南口での街づくりは、どのように進めて行けばよいのでしょうか?

  飛田給駅周辺街づくりの経緯

  飛田給は、平成6年に武蔵野の森整備に伴う飛田給1・2丁目地区内の飛田給駅改良ならびに新道・駅前広場

  整備計画が発表され、合わせて「飛田給周辺地区まちづくり協議会」も発足して様々な議論をもとに要望書提出

  などの活動がありました。

  そして平成12年の味の素スタジアム、飛田給駅改良工事の完成の頃には、飛田給駅北口は大きく変貌しました。

  この頃の「飛田給周辺地区まちづくり協議会」活動も大いに評価されるものでありますが、厳しい市の財政事情等

  から、「まちづくり」の諸計画は頓挫し、「駅南口地区」は取り残されたまま現在に至っています。

  そして駅南口地区は、通過車両が多くなっただけで、住環境、商店街の経営環境、道路環境は悪化する一方の

  もはや放置することができない状態になっていることは、地区住民、商店主とも共通の認識といえましょう。

  この点について調布市都市整備部に相談したところ、都市整備部も平成13年の地区計画の進捗、計画道路の

  完成に向けて大変熱意のあることが了解されました。これらのことから、地区住民、商店主と都市整備部が

  昨年来勉強会を重ね、「飛田給南口を良くしていこう」との共通目的のために、新たな手法…「住民発意の街づくり」

  …のもとに、「飛田給駅南口街づくり」の活動をスタートしました。

  全くのゼロからのスタートではなく、既に長い間の話し合いの経緯があり、また「飛田給駅周辺地区地区計画」と

  いう指針が決定されている、他地域に見られない特色をもつ「街づくり」であります。

 

  飛田給駅周辺地区地区計画 (平成13年10月31日決定:調布市告示第366号)

  平成13年10月に調布市告示第366号により、地区計画が発表されています。 こちらをClick→【告示第366号】

    名   称

 飛田給駅周辺地区地区計画

    位   置

 調布市飛田給1丁目および2丁目各地内

    面   積

 約39.7ha

 地区計画の目標

 本地区は.東京スタジアムを始めとする諷布基地跡地内の各種施設への主要な玄関口となっている。特に東京スタジアムの開場に伴って,来訪者か劇的に増加し,生活環境等の変化が生している。また,都市計画道路3・3・34号線及び駅前広場を除くと、都市基盤施設が未整備であり,無秩序な市街化の進展が懸念されている。

 このため,道路等の都市基盤施設の整備を図りつつ,商業・業務機能を適正に配置するとともに.ゆとりと落ち着きのある都市型住宅を誘導するなど,住民にも,また来訪者にとっても,魅力的で快適な市街地の形成を目指す。

 さらに,基地跡他には数多くの福祉施設が立地するとともに,広域避難場所であることなどから安全でバリアフリーなまちづくりを推進する。

 土地利用の方針

 1 駅から南北に通る都市計画道路沿道の地域については,南北において機能を分担し.土地の有効・高度利用を図ることにより,地区の特性に応じた連続性・統一感のある商業業務地の形成を目指す。

特に,駅北側については,地区住民はもとより来訪者にとっても魅力的な商業業務機能の集積を図り,駅南側については.既存商店街の活性化により,日常生活品を級う生活密着型の商業業務地の形成を図ることにより.住民と来訪者双方の需要に応えられるような商業・業務施設の誘導を図る。

 

2 甲州街道の沿道については.自動車交通に対する沿道の利便性と,住宅地の住環境を騒音などから守るための緩衝機能とを併せ持つ,流通業務施設や都市型住宅を中心とした複合市街地の立地誘導を図る。

 

3 その他の地域については.現在の良好な住環境を保全しつつ,建物用途の混在や密集を改善するため.憩い・集いの場となるスペースを確保した都市型住宅と,閑静で緑豊かな低層住宅地とを適正に誘導し.住民生活を重視した安全でゆとりある住宅地の形成を目指す。

 地区施設の整備の方針

 道路については,歩行者や自動車が安全で快適に通行できるようにするため,地区内への不要な通過交通を排除し違法駐車を抑制するよう,適切な配置と空間を確保した道路整備を図る。

 また,公園については,地区住民の憩いの場や子供達が安心して利用できる遊び場を確保するため,公園やポケットパークを適切に配置し,併せて防災性の向上を目指す。

 建築物等の整備の方針

 商業・業務・住宅の調和を図るため,地区の環境を損なわないように用途を誘導する。

 美しく連続性のある街並みとなるよう,建築物の形態や意匠を適切tこ誘導すると共に,緑化を推進する。

 ゆとりある空間を確保するため,壁面の位置や建築物の高さについて,土地利用の方針に応じた適切な制限・誘導を行う。

 

  住民発意の街づくりの推進・支援

  調布市では「住み続けたい緑につつまれるまち調布」の実現をめざして、市民・事業者・市の役割を定めた

  『調布市ほっとするふるさとをはぐくむ街づくり条例』を平成16年9月22日に制定しました。この街づくり条例の

  特徴は「市民参加の街つくりの仕組』と「良好な開発事業への誘導の仕組」を定めたことです。

  以下に「市民参加の街つくり」についての調布市の推進、支援の概略を掲示します。

  そして「飛田給駅南口街づくり」の活動も、この仕組みを活用して進めて参りたいと考えます。

  調布市都市整備部のパンフレット『住民発意の街づくりの推進・支援のあらまし』より

街づくり推進地区の指定

特に重点的な街づ<りか必要な地区、又は住民の

方が積極的に街づくりを進めていこうとする地区を

「街づくり推進地区」に指定して、具体的に街づくり

を推進・支援していきます。

街づくりの発意への支援

お住まいの街で課題や問題点を感じたら、街づ<り

について市にこ相談ください。市では、皆さんの街

づくりの発意が形になるように支援します。

街づくり準備会への支援

「街づくり協議会」の設立準備を目的とした活動を

行う団体を、「街づくり準備会」に認定し.街づくりに

関する情報の提供、助成金の交付、専門家の派遣

などの支援を行っています。

街づくり協議会への支援

街づくりを検討する区域や会則が定まっているなど

の要件を満たした団体を「街づくり協議会」として

認定し、支援を行っています。

「街づくり協議会」に対しては、街づくり準備会に

対する支援に加えて、検討した内容を専門家に

依頼して、より具体性をもった街づくりの案として

取りまとめるための支援を行っています。

街づくり提案

街づくり協議会で検討した結果を「街づくり提案」と

して取りまとめ、市長に提案することができます。

街づくり協定

街づくり提案の実現のために.協議会の地区内の

住民間で「街づくり協定」を結ぶことができます。

都市計画制度等の活用

「街づくり協定」は自主的な協定なので、より実効性

があるものとするためには、地区計画、建築協定

などの制度を活用していくことが必要です。

 

  「街づくり準備会」から「街づくり協議会」へ

  街づくりについての住民の提案を実現させるには、「街づくり協議会」として市長に提案する必要があります。

  「街づくり協議会」を構成するためには、次の5項目の条件を満たす必要があります。

     1.街づくり推進地区又は推進地区の指定を受けようとする地区において街づくりの活動をおこなっていること。

     2.推進地区等の住民及び規則で定める利害関係を有する者(以下「地区住民」)により構成されていること。

     3.地区住民の参加が保障されていること。

     4.会則等を定めていること。

     5.主たる活動が地区住民の多数の支持を受けていること。

  そしてわれわれの「街づくり準備会」は、この条件を前提に活動をスタートしており、早期に「街づくり協議会」へ

  進展すべく、確実な歩みを進めております。

 

  (参考)調布市内の他地域の街づくり協議会等の状況

協議会等の名称

タイプ

面積

認定年月

活動状況

国領北浦地区の街づくりを考える会

準備会

約 3.5ha

H16/1/14

協議会への移行に向けて検討を進めている。将来的には、区画整理事業へ移行する希望あり。

国領駅周辺地域まちづくり連絡会

準備会

約 35ha

H18/1/19

国領駅周辺地域で、暮らしやすく活き活きとした国領のまちをつくることを目標にしている。

西調布駅周辺整備街づくり準備会

協議会

約 16.3ha

H18/8/4

H20明大付属中高の移転、H22京王線西調布駅の駅舎改修等を控え、駅周辺の街づくりを検討開始。